子育てママは、本当に不安や悩みが多いと思います。
私のところにもたくさんの不安をお持ちのママが相談に来られます。
じゃ、いったい多くのママの気持ちは?
実際に子育してどう感じているのか?
どういう気持ちを抱いているのか?
を検証してみようと考えてみました。
少しでもママの気持ちが前向きになるようデーターを基に情報を共有してみますね。
データーでみる子育ての不安や悩み
まず、この資料は内閣府が2012年に発表した「少子化と夫婦の生活環境に関する意識調査」です。
全体を見てみましょう。
- 経済的なこと およそ53%
- 自由な時間がない およそ44%
- 育児による体の疲れ およそ29%
- 気持ちに余裕をもって接することができない およそ26%
- 仕事や家事ができない およそ22%
- 子供がいうことを聞かない およそ17%
- 気が休まらない およそ15%
- 一時的な預け先がない およそ10%
- 子供の成長が気になる およそ10%
- しつけが一致していない およそ8%
- こどもの周りの評価がきになる およそ8%
- 配偶者が育児に参加してくれない およそ7%
- しつけがわからない およそ7%
13の項目がありますが、大別すると
- 経済的なこと
- 時間的なこと
- 身体的なこと
- 気持ちの部分
- しつけのこと
- 子育て環境
- 両親、配偶者の育児のかかわり
以上のように、大きく分けて7つの要素で不安や悩みがあると考えられます。
一番上の子育ての出費は、経済的な問題になりますの少し棚上げにさせてもらいます。
そうして整理してみると、育児に対する時間的なこと、体の疲れ、精神的なこと、しつけに関することが大きな悩みや不安になっていることがご理解いただけるのではないでしょうか。
つまり、ママは時間も体も頭もいつもいっぱいいっぱいだということです。
事象がわかれば手の打ち方を考える
このように育児に関するデーターを見て感じるのは、世の中のすべてのママが子育てに関する時間、だるさ、ストレス、しつけに悩んでいることです。
そうなんです。育児中のママあなただけがつらいのではないんですね。育児をする人みんながつらいや悩みをもっているんですよね。
だから、決して一人で悩む必要がないことを感じて理解してほしいんです。
「なんで私一人が…」
「なんでこんなにつらいの…」
「なんで誰も助けてくれないの…」
でも、そのなんでの理由がわかれば、解決の糸口になると思いませんか?
今回のデーターを見て、どれかひとつ、いやいくつも当てはまるものが育児中のママにはあることを知ってほしいんです。あなただけじゃないということを。
だから、ママの心をゆるめましょう!
私も、実は子育て、仕事、同居といったいろいろな問題に悩んだ時もありました。また、塾の先生として多くのママ達から相談を受けました。
そうした経験から、客観的にママを見ることができたと思います。
ママによくある主観的な「こうあるべき」を客観的にあなた自身を見て少し楽にしてみるといいと思います。
これが、私の考えなんですね。この考えを育児で悩むママにお伝えしてきました。
そして、ママと子供の笑顔が私の幸せです。ハイ。